オシテルヤクライマックスウィーク終了しました!
2005年11月にコマイナーズが開いたじゃじゃもれフリースペース「オシテルヤ本館」と横の駐車場がマンション建設のために立ち退きになります。
5月中旬から工事着工予定と言うことで、連休後すぐの明け渡しを打診されたのが3月入ってからでした。
急な話で戸惑いもありましたが、半倉庫化・半私物化しつつあった本館のあり方を検討している最中でもあったので、ここは潔く無血開城することに。
倉庫と駐車場を新しく借り、フリースペース的機能は「オシテルヤ別館」に移すことで、今までの活動は同様に続けていく見通しが立ちました。
そして、明け渡しの条件として「連休中はいろいろイベントするから好きに使わしてくれ」と家主に申し入れて実現したのがこの「オシテルヤクライマックスウィーク」です。
準備期間もなく、たいした告知も出来なかったにもかかわらず、期間中たくさんの人が訪れてくれました。
こんな感じで連休中オシテルヤ本館を解放してました。
横の駐車場ではバザーや炊き出しなどが行われました。
新しい物件探しなどでいろいろ力になってもらった袈裟丸朝子さんが駆けつけてくれてイカ焼きを手伝ってくれました。
3日の公開録音セッションでは袈裟丸さんの応援歌「ケサマルソング」を録音。5日に発表しました。
こどもの日には落書きし放題・建具壊し放題にしたら、みんな嬉々として破壊してました。どんだけストレス貯めとってん。
最終日は最近出会ったベトナム人家庭にお願いして「ベトナム家庭料理バー」をしてもらいました。パンも肉まんも生地から手作りでおいしかった。夕方には完売しました。
そして小雨が降る中、最後のプログラムとなる野外映画上映会。
「月夜釜合戦」で注目を浴びている佐藤零郎監督の第一作品「長居公園青春酔夢歌」を上映しました。
2007年2月にあった長居公園テント村の行政による強制排除を描いたドキュメンタリー映画で、登場人物の多くが会場に足を運んでくれてました。
思いがけないくらいいろんな人が期間中に駆けつけてくれたので、まるでハクション大魔王の最終回みたいでもありましたが、オシテルヤはこれで終わるわけではありません。
行き当たりばったりな運営でも、こんな場所があるだけでいろんな人と出会い、いろんなことが始まるんだからやめられない。
オシテルヤ新館と別館で活動を続けつつ、次の新しい場所での展開を準備していきます。
求む!物件情報!!(ただし、長居公園付近に限る)